読売新聞の記事は、とする都側の言い分を掲載した。しかし、都の言い分に対する山口弁護士の会見コメントは一文字も紹介していない。【了】
この非実在性(見るまでは存在しない)は、素粒子のような微視的世界では厳密な実験で実証されているが、人間スケールの巨視的世界では、例えば月の非実在性(誰も見ていない間は月は存在していない)というのは、通常の常識的にはあり得ないと考えられる。だが、本当に巨視的世界にも物理学的見地から量子力学的非実在性が当てはまらないのかどうかは、これまで未解決だった。
解決策は「教育」しかありません。性的なことについて、暴力について、政治について、法律について、ネットについて、要するに「この世界の表と裏」「世界の本当の姿」について、もっと基本的なことをまともに学校の義務教育で教えるべきであり、そうすることによって、マンガ・ゲーム・アニメはただの絵、つまり架空の創作物であって、現実とは違うのだという認識が育つことになるわけです。根本的な解決は時間がかかるし面倒、だから手っ取り早く目の前から消えて無くなれという個人的願望に属するものを公的なルールである「条例」として現実化させようというのは誰が考えてもおかしいですし、権力の濫用です。
でも、現実社会でも同じことだが、「到達可能」であることと「あえて踏み込む」ことの間には、相当な距離があるものなのだ。
雷で周囲の植物を殺す能力を身につけた樹木が見つかる、雷に打たれることで恩恵を受けることが判明した最初の樹木
規制に反対する人々は、規制の倫理的根拠に疑義を表明しているのではなくて、むしろ規制がもたらすであろう弊害について懸念している。ゴキブリを駆除するのにナパーム弾を使うのは、過剰反応ではないのか? と。ここのところを見誤ってはならない。
「うん、またね。僕も大好きだよ。絶対に帰ってくるから。絶対君を恋人にするから。約束だよ。」
これだけ猛烈な規制反対運動が巻き起こっているにもかかわらず、なぜこの「非実在青少年」という造語を新しく作り出し、表現規制を推進する改正案を作った「東京都青少年問題協議会」が平気な顔でいられるのか?その理由として、規制賛成派には警察庁などがバックに付いているため政治的に圧倒的に強く、ありとあらゆる拡大解釈によっていろいろなものを規制し、戦前の日本に逆戻りするような状況になった方がよいと判断しているためです。このことはあちこちで指摘されていますが、下記ページがわかりやすいです。
彼は私の目をまっすぐに見つめ、真剣な表情で言った。その瞳には、私への愛情と、未来への希望が混ざり合っていた。その視線を感じるたびに、彼の言葉に対する信頼が心の奥底で強まり、少しだけ安心感が広がった。
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東京の住宅街を舞台に、心優しい高校生の美咲と無口な青年健介の純粋な恋愛物語。彼らは愛を育む中で、自分たちの存在の大切さに気づき、幸せな未来を共に歩む決意をする。
さらに翌日、日経ビジネスオンラインにて、今回の件について非常に秀逸な指摘をするコラムが掲載されます。
東京都青少年育成条例改正案における表現規制の危険性について語る - 夕焼けの約束 赤い世界
知名度が高くポルノ性を有し芸術的賞賛をされているものが特に良いです。
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